脳疲労の原因はストレス?症状のチェックリストと効果的な治し方
倦怠感や眠気が常にある、寝ても疲れが取れない、といった悩みがある場合は脳疲労の可能性が高いです。
脳疲労とは、精神的なストレスや睡眠不足、視覚や聴覚からの情報過多などが原因で脳に疲れが溜まっている状態を指します。
インターネットが普及している現代では、スマホやパソコンを日常的に使用しています。
そのような電子機器から得る、膨大な情報を処理するために大きなエネルギーを消費し、知らず知らずのうちに脳は疲れを感じているのです。
情報過多で脳がパンクした状態になり、ミスが増えたり頭の回転が悪くなったり、ぼーっとすることが多くなったりします。
脳疲労によるストレス状態が長く続くと、精神疾患のきっかけとなってしまうこともあるので注意が必要です。
疲れがなかなか取れずストレスを感じているという人は、本記事の脳疲労チェックリストを試してみてください。
症状が悪化する前に脳疲労の改善方法を実施し、ストレス緩和のケアを実践していきましょう。
監修:一般社団法人ドライヘッドスパ協会認定ヘッドマイスター 中嶌
脳疲労の原因はストレスと情報過多
脳疲労の状態になってしまう大きな原因は、ストレスと情報過多です。
仕事や家事、勉強などの疲れからくる日常のストレスも、脳を大きく疲弊させる原因になります。
ストレスの感じ方には個人差がありますが、真面目な性格な人ほど無理をしすぎてしまうので、脳疲労になりやすいです。
また、スマートフォンやパソコンとの関わり方も、脳疲労と密接に関係しています。
特に、多くの情報で溢れているSNSや動画を日常的にみている、仕事でパソコンをよく使うという人は注意が必要です。
視覚や聴覚から入る膨大な情報を脳が処理しきれなくなり、オーバーヒートの状態に陥りやすいです。
こうしたストレスの対処と情報の処理が追い付かなくなることで、眠れない、集中できないといった脳疲労の症状があらわれてきてしまいます。
ストレスによる脳疲労の症状チェックリスト
毎日の疲れが気になっている人は、脳疲労の状態に陥っているかもしれません。
以下の9つの脳疲労のサインに、いくつ当てはまるか確認してみましょう。
チェックが多いほど脳に疲れが溜まっているといえます。
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寝る時枕に頭を付けたら5分で眠れる
寝つくまでの時間が5分以内の場合は、脳が疲れているサインです。
5分で寝る状態は寝落ちと同じで、脳が睡眠を欲していることから気絶するように眠ってしまいます。
寝つきが良いというわけではなく、いち早く眠って疲れを回復しようとしているのです。
布団に入ってすぐに眠れてしまう人は、脳疲労や睡眠不足が疑われます。
寝ても昨日の疲れが残っている
寝たはずなのに疲れが残っているのは、脳や体の回復が追い付いていない状態です。
脳のストレス対処が間に合わなくなると、睡眠で疲れを解消しきれなくなります。
どんどん疲れが蓄積していく結果、脳疲労症状の一つである日中の眠気があらわれるのです。
睡眠時間をしっかりと確保していても、疲れを感じる人は脳疲労の可能性があります。
寝つきが悪い
不眠症状の一つである寝つきの悪さは、脳が疲れているサインだと受け取りましょう。
ストレスや疲れで自律神経が乱れることで、交感神経が常に優位になり、眠りにつくことができなくなります。
眠る時に副交感神経が優位になるように、体をリラックスできる状態へ導くことが必要です。
便秘している
脳が疲れていると、内臓にも影響が及びます。
脳と腸は密接に関係しており、脳が疲れると腸内のバランスが崩れ、腸の環境が悪いと心の健康にも影響することが分かっています。
便秘が気になっている人はストレスが原因で、脳とお腹の働きが弱まっている可能性が高いです。
考えがまとまらない
脳が疲れていると、「考えがまとまらず頭の中で物事を上手く整理できない」という状態に陥ります。
ストレスの影響で脳の情報処理能力が低下すると、思考力が正常に働かなくなるのです。
その結果、何を話したらよいか、作業をどう進めればよいか分からないといった弊害が生まれます。
ぼーっとする時間が増えた
脳疲労になっていると、ぼーっとする時間が増える傾向にあります。
これは、疲れやストレスで脳の思考力・判断力などが低下していることが原因です。
仕事や家事など、作業に集中したいのにぼんやりする時間が増えたという人は脳疲労を疑いましょう。
ミスや事故につながる恐れがある、脳疲労の危険なサインです。
目の疲れ・目の奥が痛い
脳疲労の症状の一つに、目の疲れや目の奥の痛みがあります。
特にスマートフォンやパソコンなどの液晶画面は情報量が多く、長時間見続けることで脳は疲れを感じます。
こうした疲れによるストレスで睡眠の質の低下もみられるでしょう。
眼精疲労とよく似ていますが、目の疲れと併せて他のチェック項目の症状が出ている場合は脳疲労の可能性が高いです。
朝起きるのが辛い
ストレスにより脳の疲労状態が続くと、睡眠の質が低下して朝起きられなくなります。
寝ていても疲れが残っていることから、朝から辛さを感じやすくなってしまうのです。
脳疲労は自律神経の乱れを招くため、睡眠の質に大きな影響を与えます。
朝の目覚めが気になっている人は、脳が疲れているサインだと受け取りましょう。
理由なくイライラすることがある
強いストレスを受けることで脳の思考をつかさどる部分の機能が低下し、感情を上手く抑制することが困難になってしまいます。
情緒が不安定になり小さなことでイライラしやすくなったり、症状が進むと些細なことで悲しくなったりするようになってしまいます。
自分の感情をコントロールできないことにストレスを感じ、脳疲労をさらに悪化させてしまう原因にもなるでしょう。
ストレスによる脳疲労の効果的な治し方
ストレスが原因の脳疲労を改善するためには、以下の8つポイントを意識しましょう。
- こまめな休憩をとる
- ぼーっとする時間を作る
- アクティブレストをする
- 睡眠の質を向上させる
- 食生活を意識する
- ゆっくりとした呼吸を心掛ける
- 寝る前に起床時間を3回唱える
- ドライヘッドスパを月に1回受ける
上記のポイントは、脳疲労の改善・予防に効果的です。
一つずつ解説していくので、疲れに悩んでいる人はできることから実践してみてください。
1時間に5分などこまめに小休憩をとる
何か作業をする時は、1時間に5分など時間を決めてこまめに休憩をとるようにしましょう。
短時間でも休憩をすることで脳を休めることができ、その後の作業効率もアップします。
軽いストレッチをしたり、少しの間目を瞑って視覚情報を遮断したりするなど、作業から離れる時間を作ると気分転換にもなるのでおすすめです。
何もしない・考えない時間を作る
何かに追われている時にこそ試してほしいのが、何もしないでぼーっとする時間を作ることです。
疲れているなと感じた時は、考えたり何かをしたりすることを一旦ストップして脳を休めましょう。
1日のうちにぼんやりする時間を少しでも作ると、頭の中の情報が整理されやすくなり、脳の情報過多を落ち着かせられます。
アクティブレストをする
アクティブレストとは、軽い運動など体を動かして休憩をすることです。
横になったり仮眠をとったりする休憩も大切ですが、アクティブレストを行うことで血流がアップし、活気を取り戻す効果が期待できます。
軽い運動やストレッチを取り入れると脳と体のリフレッシュにつながりおすすめです。
睡眠の質をあげる
ストレスや疲れによる脳疲労を解消するには睡眠の質が非常に大切です。
睡眠の質には入眠前の行動が大きく関与するので、以下の3つのポイントを意識してください。
- 夕食は眠りにつく3時間前までに済ませる
- 湯船に浸かって体を温める
- 寝る1時間前からスマートフォンやパソコン、テレビを見ない
体がリラックスしやすい状態を作ることで質の良い深い睡眠につながります。
自分の気に入ったアロマなどの香りや、音楽を取り入れることも睡眠の質をアップさせるおすすめの方法です。
食生活に気をつける
ストレスに対処してくれる脳の物質を不足させないために、栄養バランスに気を付ける必要があります。
栄養分に配慮したバランスの良い献立で、3食しっかりと食べることが大切です。
特に脳の疲れに良いといわれている食材を中心に摂取すると、脳疲労の改善に効果的なので、サバやサンマなどの青魚、ニンジンやブロッコリーなど緑黄色野菜、タンパク質を多く含む食材は積極的に摂りましょう。
ゆっくり呼吸する習慣づけ
ストレスや疲れが溜まってくると肩が体の内側に入り呼吸が浅くなりがちです。
浅い呼吸は睡眠の質を悪くするので、ゆっくりと深い呼吸を意識しましょう。
腹式呼吸の深呼吸を習慣にすると、リラックス効果が高まりますし、脳に十分な酸素が行き届くので頭の働きがアップします。
寝る前に「〇時間後に起きる」と3回唱える
寝る前に起きる時間を3回唱えて脳にインプットさせると、目覚めに必要なコルチゾールというホルモンが、唱えた起床時間に合わせて増加していきます。
人間には体内時計が備わっているため、起床時間を脳にインプットさせておくことで朝の目覚めがスムーズになるでしょう。
規則正しい生活は自律神経の乱れを整えるので、毎日同じ時間に起きられるよう実践してみてください。
ドライヘッドスパを月1回目安に定期的に受ける
ドライヘッドスパは頭の筋膜を刺激する手技です。
脳がリラックスした状態になるので、施術を受けたその日の夜から睡眠の質がグッと向上する効果が期待できます。
月に1回を目安にドライヘッドスパの施術を受けることで、溜まったストレスを解消できるので、頑張っている自分へのご褒美として取り入れてみましょう。
ストレスによる脳疲労にはドライヘッドスパも効果的
日々のストレスから脳疲労を感じる方は、ドライヘッドスパの施術がおすすめのひとつです。
ドライヘッドスパはオイルや水などで頭皮を濡らすことなく行う手法です。
優しい圧で頭部を刺激し、脳の疲れを解きほぐします。
疲れを溜めにくくする毎日の心掛けも大切ですが、ドライヘッドスパで定期的にストレスのケアをすることも対処法のひとつです。
慢性的な脳疲労に直接的にアプローチ
ストレスに対してセルフケアなどを心掛けをしていても、脳疲労の症状が改善しにくい場合もあります。
ドライヘッドスパはそんな慢性的な脳疲労に悩んでいる人にこそおすすめしたい施術です。
頭を直接的にほぐすことで、大脳が沈静化されて安眠へとつながります。
リラックス効果で睡眠の質が向上し、不眠症状や倦怠感の変化が期待できるでしょう。
スマホによる目の疲れから解放
脳疲労からくる目の疲れにもドライヘッドスパがおすすめです。ドライヘッドスパを行うことでリラックス効果を高め、眼精疲労の解消を助けます。
本来脳は交感神経と副交感神経のどちらかが優位に働くのですが、スマホなどを日常で使っている昨今では近距離を見る副交感神経と、無意識の緊張感が交感神経も働かせるため脳は混乱から疲弊します。すると筋肉の緊張や血流や涙の分泌が減少し眼精疲労として疲れが表面化します。
そのため副交感神経の働きを高めるドライヘッドスパはスマホだけでなく普段からパソコンをよく使う人も、目のケアとしてドライヘッドスパも効果的です。
目の疲れはもちろん、頭がスッキリとして不眠・頭痛・首や肩のコリにも有効でしょう。
ストレスによる脳疲労はサルヴァドローレにお任せください
ストレス過多の毎日で脳疲労に悩まされている人は、ぜひサルヴァドローレにご相談ください。
ドライヘッドスパ協会認定のヘッドマイスターの資格を有したセラピストによる施術で脳疲労のお悩み解消のお手伝いをいたします。
また、サルヴァドローレではドライヘッドスパと全身のもみほぐしを組み合わせることで、より効果的に脳疲労へアプローチすることが可能です。
全身の状態や症状を考慮した上で最適な方法をご提案いたします。
疲れが取れない、夜眠れずお困りの方はぜひ当店の施術をお試しください。
店名 | 全身ほぐし研究所 サルヴァドローレ(salvadolore) |
住所 | 栃木県宇都宮市西川田3丁目8-17 カーサ・ベネフィック 1001号室 |
電話番号 | 080-2309-2773 |
Webサイト | https://salvadolore.com/ |
アクセス | 東武宇都宮線 西川田駅の東口から徒歩2分 |
駐車場 | 建物の左側10番
縦列駐車にて2台まで駐車可能 |
ドライヘッドスパで無自覚の過度な緊張を解きほぐしストレスから解放させます
作業をしていない時でも無意識に体に力が入っている人が増えています。
体の過度な緊張は脳が休まっていない証拠であり、寝ても疲れの修復が間に合っていない状態です。
脳が疲れを感じていると、ストレスが溜まり続け、睡眠の質も大きく低下します。
ドライヘッドスパは心地よい刺激で脳にアプローチし、深い睡眠へと促す副交感神経の働きを向上させます。
脳を深いリラックス状態へ導いて、体にかかる余分な緊張をほぐしていき、ストレスから解放することで深い眠りへと変化し、体を修復する力が戻ってくるのです。
ドライヘッドスパは脳の疲れをリセットし、活力のある毎日を取り戻すサポートをいたします。
ストレスによる脳疲労に関するよくある質問
ストレスによる脳疲労についてよくある質問を集めました。
- 脳疲労に有効なマッサージ方法はある?
- 脳にストレスを与えやすい人の特徴は?
- 睡眠時に気を付けたいことは?
マッサージ方法や脳疲労になりやすい人の特徴など、上記3つの疑問にそれぞれ詳しく解説していきます。
脳疲労に有効なマッサージはある?
脳疲労に有効なマッサージ方法は、ヘッドマッサージとツボ押しマッサージの2種類です。
ヘッドマッサージは頭部の筋肉をほぐす手技で、血流がアップし活力につながります。
ツボ押しマッサージは脳疲労に効くツボを刺激して症状の改善を目指すマッサージ方法です。
ヘッドマッサージとツボ押しマッサージについては、「脳疲労を回復させるマッサージのやり方|おすすめのヘッドスパ専門店」の記事で詳しく解説しています。
それぞれ自分でできるマッサージのやり方を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
脳へのストレスを与えやすい人の特徴は?
脳疲労になりやすい傾向がある人は、真面目な性格の人が多く、仕事を抱え込みすぎてしまうなど、頑張りすぎるので疲れを溜め込みやすいです。
ストレスや疲れから心身を守るために、適切なケアをして脳疲労を予防しましょう。
睡眠時に気をつけたいことは?
睡眠の質を悪くしないためには、以下の3つのポイントを心掛けてください。
- 夕食は眠りにつく3時間前に済ませる
- 湯船に浸かって体を温める
- 寝る1時間前からスマートフォンやパソコン、テレビを見ない
副交感神経の働きを高めて心身をリラックスした状態へ導くことが、深い睡眠には必要不可欠といえます。
まとめ
脳疲労は気が付かないうちの日々のストレスで蓄積し、症状がでていることが多くを占めます。
毎日の心掛けにプラスして、ドライヘッドスパなどプロのアプローチを受けるとより効果的です。
疲れが取れない、眠りが浅いのが当たり前と思わずに、頑張っている自分の心身を労わる時間を作りましょう。
今回紹介した脳疲労のチェックリスト内の当てはまる症状が気になる場合は、サルヴァドローレにお気軽にご相談ください。
活力を取り戻して本来あるべき健康な状態へ導くお手伝いをいたします。