外反母趾とは?症状や原因を詳しく解説

2024年03月22日

外反母趾にお悩みの方は多いのではないでしょうか。外反母趾は、いつか治るだろうと放置していると、強い痛みが発生したり変形が進行したりすることがあります。なかには「手術しか方法はない」「家系だからしかたがない」などあきらめている方もいらっしゃるかもしれませんが、早くに対処することが痛みやお悩みの解消につながります。

この記事では、そんな外反母趾の症状や原因、治療法について詳しく解説します。まずは症状や原因に自分が当てはまっているかどうか、お悩み解消にはどんなものがあるのかなど今後のケアの判断材料にしていただければ幸いです。

 

監修:全身ほぐし研究所サルヴァドローレ中嶌

外反母趾とは

外反母趾とは、足の親指(母趾)が小指側に向かって「くの字」に曲がり、親指の付け根が出っ張った状態です。

主な原因としては遺伝・足の骨格構造の崩れや足の環境(靴)が挙げられます。

ハイヒールなどの先の細い靴を履くことと思われている方も多いと思いますが、男性や子ども、裸足で生活する民族にも外反母趾の症状は見られます。このことからも、決してハイヒールだけが原因ではないことがおわかりいただけるでしょう。

原因として挙げた遺伝は『外反母趾になりやすい足の構造の弱さ』です。しかし遺伝要因をもっていてもすべての人が外反母趾になるわけではありません。遺伝に加え、足の骨格構造の崩れや、靴の履き方や選び方など足の骨格が崩れやすい足を取り巻く環境・習慣も関係しています。

外反母趾の症状

外反母趾の症状は、足の親指の付け根や第一中足骨の外側に痛みや腫れ、赤みが現れることが一般的です。上述したように、足の親指が小指側に向かって「くの字」に曲がり、変形していく過程で痛みや、靴に擦れたりぶつかることで炎症を起こし、重度になると人差し指の上に重なる状態になります。

さらに痛みから拇趾に力が入らず足のバランスが崩れ、歩行時や長時間の立ち仕事の後など、足に負担がかかる状況になると痛みが増すため、日常生活での活動によっても影響を受けることがあります。

また、捻じれた親指は側面が床に着いたり、ほかの部分にかからないはずの圧がかかり、タコやウオノメの痛みに悩まされたりすることもあります。

外反母趾の原因

外反母趾の原因はさまざまですが、主な要素としては以下のようなものが挙げられます。

  • 遺伝
  • 足の骨格構造の崩れ
  • 履物(靴)

第一に、遺伝的な原因があります。家族や親戚に外反母趾の人がいる場合、遺伝した全員が必ず発症するわけではありませんが、発症しやすい傾向があります。遺伝は『外反母趾になりやすい足の構造の弱さ』のため、足の形や筋力の問題も関与しています。足は横1本と縦2本の合計3つのアーチがあり体を支えています。例えば、横のアーチが崩れた『開帳足』や縦のアーチの崩れた『扁平足』は足の骨格構造が崩れた状態です。遺伝的要素の足の筋力の弱さや靱帯の柔らかさ足の関節の柔軟性の低さをお持ちの方は足の骨格構造が崩れやすく、外反母趾の原因となります。

そして、毎日履く靴もとても重要です。履物は足の骨格構造の崩れの助長にも防止にも関与しています。サイズ・形の合わない靴や大きめの靴、足にフィットしない靴の履き方で靴の中がブカブカな環境を日常的に続けることも原因となるでしょう。外反母趾の防止、予防には、足のサイズ・形に合うものや足に靴を毎回フィットさせる履き方を行うようにしてください。オーダーメイドのインソールを使用するのも有効です。

外反母趾の治療方法

外反母趾の治療方法には、保存療法と手術療法があります。

保存療法は主に軽度から中程度の外反母趾に対して推奨され、進行した場合や症状が重い場合には、手術が検討されることがあるでしょう。それぞれの治療法について詳しく解説します。

保存療法

保存療法にはさまざまな種類があります。運動療法や、痛み止めの服用や湿布、軟膏などの塗布、インソールなどの装具を使った治療が保存療法に分類されます。

足のストレッチは外反母趾の筋肉や関節の柔軟性と強度を改善するために行われ、自宅でも行いやすいのでぜひ取り入れていただきたい方法です。これらの方法は、足のアーチをサポートし、筋力のバランスを改善するのに役立ちます。

外反母趾の治療用の装具やインソールは、足の形状を矯正し、正しい姿勢と歩行を促進します。これらの方法の組み合わせにより、外反母趾の症状を和らげることができるでしょう。

手術療法

手術療法は、外反母趾の進行度や症状に応じて行うことになるでしょう。重度だからといってすぐに手術になるわけではなく、靴を履くのが苦痛に感じるなど痛みが強い場合や、保存療法を続けていてもあまり改善されない場合に選択されます。

手術では骨を切除したり矯正したりすることで、足の形状を修正します。

手術後のリハビリは手術法によっても異なりますが、松葉杖や装具を使っての歩行訓練や、足の指を動かす練習などを行います。靴が履ける状態になるには3ヶ月ほど、運動できるようになるまでは6ヶ月ほどかかるため、回復にかかる期間についても考慮しておきましょう。

 

外反母趾の治療方法については以下の記事でも詳しく解説しています。

外反母趾の治療法|保存療法・手術・予防法について徹底解説

外反母趾に関するよくある質問

本項目では、外反母趾に関するよくある質問にお答えしていきたいと思います。

  • 外反母趾になりやすい人の特徴は?
  • 外反母趾が進行するとどうなる?
  • 外反母趾は自然に治る?
  • 外反母趾は自宅で治せる?

​​それぞれ見ていきましょう。

外反母趾になりやすい人の特徴は?

外反母趾の原因には遺伝、足の骨格構造の崩れ、履物(靴)が挙げられましたが、外反母趾になりやすい人には、以下のような特徴があります。

  • 親も外反母趾の悩みを持っている人
  • 足のサイズ・幅・形にあわない靴を履いている人
  • 扁平足気味の人
  • ブカブカの靴、脱ぎ履きのしやすい靴を履いている人

 

外反母趾になりやすい人の特徴についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひご覧ください。

『外反母趾の原因は?なりやすい人の特徴も詳しく紹介』

外反母趾が進行するとどうなる?

外反母趾が進行すると足の変形や痛みが強くなり、拇趾に力が入らなく指の腹が正しく床に着かない歩行になります。この影響で巻き爪やたこ・ウオノメ・ハンマートゥー・小指側がくの字に変形する内反小指など足のトラブルが増えることもあります。足のバランスが崩れることで全身の骨格にも歪みが生じ、他の体の部分でバランスを補う負担が増え、膝痛・腰痛・姿勢の崩れなどに発展します。

このように外反母趾の影響は、階段の昇り降りや不安定な地面での歩行が難しくなったり、長時間の立ち仕事や運動時にも制限が生じたりするなど日常生活においてさまざまな影響を与える可能性があるのです。

重度になると拇趾が脱臼し痛みはなくなりますが、変形が進んだり、第2趾の下に潜り込むように変形していくことで第2趾が脱臼し拇趾の上に乗り上げたような形になったりして、さらに歩行に支障をきたします。したがって、早めの治療が大切です。

外反母趾は自然に治る?

外反母趾は、自然に治ることはありません。上述したように、症状が進行すると日常生活での痛みや不快感が増える可能性もあります。悪化すると足の変形もひどくなり、痛みが強い場合は手術療法が行われることもあるでしょう。

ご心配な方はまずは医師の診断を受け、保存療法・手術療法のどちらが自分の症状に適しているのかなど診察・相談をおすすめいたします。

外反母趾は自宅で治せる?

外反母趾は進行性の病気のため治すことは困難ですが、重要なのは進行をいかに早く止めるかです。その点では自宅でもできる外反母趾の保存療法は大変有効で早めに取り入れていただきたいものです。保存療法には足裏のセルフマッサージやタオルギャザーなどの運動療法、足に合った靴を履くこと、インソールなどの装具を使用することなどが挙げられます。

タオルギャザーは、フローリングなどの滑りやすい床にタオルを広げ、足の指でつかむようにたぐり寄せる運動のことです。

また、足の骨格構造は靴なしでは正しく支えられないとも言われています。『外出のための履物』から、『足のための履物』に目線を変え、インソールなどの足装具を入れた履物を室内で使用することも有効です。

外反母趾でお悩みならサルヴァドローレへ

外反母趾でお悩みの方は、サルヴァドローレへご相談ください。当店では、アメリカ足病医・足装具士が臨床監修した、フィートインデザイン社のオーダーメイドインソール【オーソティクス】を取扱い販売しております。

外反母趾などにより足の形が変形すると、足本来の機能をしっかり使うことができなくなり、その影響は身体全身におよびます。

身体は足の骨格構造の崩れや歪みを補うため、足の上に積み木のように積み重なった全身の骨格を歪めてバランスを取ろうとします。同時に必要以上に筋肉が伸ばされたり、骨が動きねじれを生んだりすることで全身に無理がかかり、身体の痛みへとつながります。足を整えることは、外反母趾のお悩み解決だけではなく身体の痛みを和らげるための早道です。

このように、【オーソティクス】は身体の土台である【足】を補正することで、全身を整えます。

店名 全身ほぐし研究所 サルヴァドローレ(SALVADOLORE)
住所 〒321-0152 

栃木県宇都宮市西川田3丁目8−17 カーサ・ベネフィック 1001号室

東武宇都宮線 西川田駅 東口から徒歩2分

電話番号 080−2309−2773
営業時間・定休日 10:00~20:00 毎週火曜定休日
駐車場 建物の左側10番

縦列駐車で2台まで駐車可能

支払い方法 現金、各種クレジットカード、電子マネー
インスタグラム https://www.instagram.com/salvadolore/

事前に相談したい方は、「お問い合わせフォーム」からお気軽にお問い合わせください。

オーダーメイドインソール【オーソティクス】を提供しています

足の骨格構造は、一歩進むあいだに適切なタイミングでその骨格構造をあえて崩したり正したりを自動で行っています。

サルヴァドローレでは静止状態だけではなく歩行時の骨格構造の動きや機能も重視し、体重に加え日常やスポーツの動きによる負荷にも耐えられ、インソールのよう靴に入れるだけで補正してくれる高機能足装具【オーソティクス】を提供しています。

【オーソティクス】は個々の足の理想にあわせて作るため、まずは現状の測定が必要です。

サルヴァドローレでは、米国の足病医学に基づき開発された足圧四次元計測機器「4DFシステム」を採用し停止状態と歩行状態を計測解析したデータを基に、ひとりひとりの理想の足の骨格構造と適切なタイミングで中立位に導く設計を組み込み、一足一足認定職人が手作りで仕上げます。適切な硬さの高級素材を使用し、高機能で補正力の高い足装具【オーソティクス】をご提供します。

まずは自分が正しく立てているか正しく歩けているか「4DFシステム」での足の測定のみでもご利用可能です。

まとめ

今回の記事では、外反母趾の症状について詳しくご紹介しました。

  • 外反母趾とは、足の親指(母趾)が小指側に向かって「くの字」に曲がり、親指の付け根が出っ張った状態。
  • 外反母趾の原因は遺伝・足の骨格構造の崩れ・履物(靴)。
  • 外反母趾の治療方法には保存療法と手術療法がある。

外反母趾の治療方法は、薬の服用やインソールなどの装具を使った治療、運動了承などさまざまです。中には自宅で行えるものも多いので、ぜひ取り入れてみてください。

次回の記事では、外反母趾の原因についてさらに詳しく解説します。次回もぜひご覧ください。

 

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