手の巻き爪に悩む人必見!原因や予防法を紹介

2024年05月28日

爪のアーチが、機能的な範囲のアーチよりも湾曲した状態になる巻き爪。足の巻き爪が一般的かもしれませんが、実は手の巻き爪も誰にでも起こりうる身近な症状です。

そこで本記事では、手の巻き爪の原因や予防法、進行した場合の対処法などを詳しく解説します。

手の巻き爪でお困りの方は、ご自身で適切なケアができるよう、巻き爪に関する正しい知識を身につけましょう。

 

監修:全身ほぐし研究所サルヴァドローレ中嶌

手の巻き爪になる原因

手の巻き爪になる原因は大きく分けて4つあります。

  • 遺伝的な要因
  • 爪を深く切りすぎる
  • 爪の乾燥
  • ジェルネイルによる圧迫

以上のように遺伝や乾燥など、さまざまな要因が重なり合って手の巻き爪が起こります。手の巻き爪の原因を理解し、予防対策を講じましょう。

遺伝的な要因

手の爪の形や質は親から子へ遺伝します。爪はもともと巻く性質を持っていますが、手の爪の質が遺伝的に柔らかすぎたり薄すぎたりする人は、外的要因で巻き爪になりやすい傾向にあります。

このように遺伝だけが原因ではなく、外的要因なども巻き爪の原因となり得ます。下記では、どんな外的要因があるか紹介していきます。

爪を深く切りすぎる

手の爪を深く切りすぎると巻き爪の原因になるため注意しましょう。深く切りすぎると、物を指で掴む際に皮膚が盛り上がり、爪の端が埋もれて食い込んでしまいます。そして、指の肉で内側に押され、爪が巻いていきます。

手の巻き爪が気になる方は、スクエアオフ型にカットするのがおすすめです。スクエアオフカットの詳しいやり方は後述しますが、爪の切り方により、手の巻き爪のリスクが低くなります。

爪の乾燥

爪の乾燥も手の巻き爪の原因となります。

枝についているときはしなやかに広がっている木の葉が、枝から落ち乾燥した枯れ葉になるとくるりと巻いているように、爪も水分が少ないと巻きやすくなります。爪は通常7〜12%ほどの水分を含んでいますが、乾燥すると先に挙げた外的要因が加わった際に手の巻き爪につながる可能性が高くなるのです。

特に、手は手洗いや入浴、洗い物などで石鹸や洗剤の使用が多く乾燥しやすい環境にあるため、爪の保湿ケアは重要です。

ジェルネイルによる圧迫

ジェルネイルは硬化させる際に、ジェルが収縮し爪に圧がかかることが原因で巻き爪になることがあります。

また、ジェルを密着させるため爪表面を削ります。薄くなった爪は圧力に弱く乾燥もしやすくなり、巻き爪になりやすくなります。ジェルネイルの付け替えや取外し時は何らかの用材を使用するため、乾燥しやすい環境も避けられません。ジェルネイルと巻き爪には密接な関係があるため、爪への圧迫を避けて適切な環境を図るには、プロの施術者に任せることをおすすめします。

手の巻き爪を予防する方法

手の巻き爪を予防する方法は3つあります。

  • 爪切りの形・長さを心がける
  • 爪の保湿ケアを行う
  • ジェルネイルはプロに任せる

手の巻き爪は予防が何より重要です。それぞれの予防法について見ていきましょう。

爪切りの形・長さを心がける

先述したように、手の巻き爪の予防には「スクエアオフカット」がおすすめです。

スクエアオフカットの手順は以下の通りです。

  • ネイルニッパーまたは直線刃の爪切りで爪の先端を直線で切る
  • 爪ヤスリ(エメリーボード)で爪の角を丸く整える

長さは、指の腹から見たときに爪が1〜2mm見える程度にし、深く切りすぎないようにしましょう。

もともと巻く性質を持つ爪は、角を切りすぎると、斜めに切った布のように巻きやすくなります。したがって、「ラウンド」「オーバル」「ポイント」型は、巻き爪にお悩みの方は避けたほうが良い形です。

長すぎる爪は、爪床から離れた部分(白い部分)の下に肉や骨がない状態になっています。爪の下に肉や骨がない状態だと爪は巻きやすくなるため、爪の切り方と適切な長さの維持が、巻き爪の予防につながります。

爪の保湿ケアを行う

爪の乾燥を防ぐためには、適切な保湿が欠かせません。先述した通り、乾燥した爪は巻き爪になりやすくなります。

高保湿成分が含まれた保湿剤でケアしましょう。爪の保湿は爪表面だけではなく、爪の根本(爪を造る細胞爪母付近)・爪の側面周り・裏側(爪先端と皮膚の間)にオイルを垂らし馴染ませるなどがおすすめです。

爪の保湿ケアを習慣化し、巻き爪を予防しましょう。

ジェルネイルはプロに任せる

基本的に巻き爪改善中はジェルネイルをしないことが望ましいです。しかし、「巻き爪に悩んでいるけどジェルネイルはしたい」という方は、プロに任せましょう。

ネイルサロンの中には、巻き爪に配慮した施術を行ってくれるサロンもあります。サロン選びの際は、巻き爪ケアに対応しているかを確認すると良いでしょう。

手の巻き爪が進行した場合の対処法

手の巻き爪の症状が軽度であれば、先述した予防法などを取り入れた自己ケアで様子を見るのも一つの方法です。

また、医療機関では状況に応じて外用薬の処方や手術などの治療が行われます。強い痛みや炎症がある場合は早めの受診がおすすめです。

それぞれの対処法について詳しく解説します。

軽度なら自己ケアで経過観察

すでに巻いた爪は自然に戻ることはありませんが、適切な自己ケアを行えば、新しく成長する爪のアーチが機能的なアーチで伸びることで改善する場合があります。

痛みや炎症がある場合は医療機関を受診

手の巻き爪が重症化すると、強い痛みや炎症を引き起こします。その場合は医療機関を受診して適切な治療を受けましょう。医療機関での主な治療法としては、以下のようなものがあります。

  • 矯正具による治療
  • 外用薬の利用
  • 手術(フェノール法)

爪が赤く腫れ上がっている場合は、早めの受診が賢明です。

 

巻き爪の治療については以下の記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

巻き爪治療は何科でできる?費用や治療法を紹介

手の巻き爪にお悩みの方はサルヴァドローレへ

手の巻き爪でお困りの方は、サルヴァドローレにご相談ください。巻き爪補正に加え、爪切りや爪周りの角質ケアで手の巻き爪予防のサポートをいたします。

巻き爪は放置すると徐々に悪化し、痛みや化膿などの合併症を引き起こす可能性がありますので、早めの対処がおすすめです。

店名 全身ほぐし研究所サルヴァドローレ(SALVADOLORE)
住所 〒321-0152

栃木県宇都宮市西川田3丁目8−17カーサ・ベネフィック1001号室

東武宇都宮線西川田駅東口から徒歩2分

電話番号 080−2309−2773
営業時間・定休日 10:00~20:00 毎週火曜定休日
駐車場 建物の左側10番

縦列駐車で2台まで駐車可能

支払い方法 現金、各種クレジットカード、電子マネー
インスタグラム https://www.instagram.com/salvadolore/

足の巻き爪補正、肥厚爪・爪の変形のケアも行っています

サルヴァドローレでは、手と足の巻き爪補正に加え、肥厚爪ケアや爪の変形ケアも行っております。

サルヴァドローレの巻き爪補正は、B/Sスパンゲを使用した痛くないケア方法です。「巻き爪による痛みを今すぐどうにかしたい」「矯正具を貼っていることをバレたくない」「ネイルなどのおしゃれも楽しみたい」という方は、ぜひご相談ください。

一人ひとりの症状を丁寧に診て、最適な施術をご提案いたします。

足の巻き爪にお悩みの方は、再発防止に足の骨格構造を補正するインソール【オーソティクス】もおすすめです。サルヴァドローレでは、足圧四次元計測機器「4DFシステム」を用いておひとりお一人の理想の足を設計に組み込み、日本の職人が丁寧に作成いたします。

 

巻き爪矯正については以下の記事でも解説しています。ぜひご覧ください。

巻き爪矯正は自分でできる?おすすめの矯正器具や注意点を紹介

まとめ

本記事では、手の巻き爪にお悩みの方に向けて原因や対処法について解説しました。

手の巻き爪になる主な原因は、

  • 遺伝的要因
  • 爪を深く切りすぎる
  • 爪の乾燥
  • ジェルネイルによる圧迫

などです。

爪切りは、今回ご紹介したスクエアオフカットを心がけ、保湿ケアを行うことで手の巻き爪を予防できます。ジェルネイルは、セルフではなくプロに依頼しましょう。

サルヴァドローレでは、手や足の巻き爪補正やもみほぐし、ドライヘッドスパなど、さまざまなメニューを取りそろえております。【今すぐ】と【これから】を任せられるサロンとして、あなたのお悩みを解決いたします。手や巻き爪にお悩みの方は、ぜひサルヴァドローレにご相談ください。

 

次回の記事では膝痛の原因について解説します。膝痛にお悩みの方はぜひご覧ください。

 

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