巻き爪矯正は自分でできる?おすすめの矯正器具や注意点を紹介
巻き爪は身近な爪のトラブルの一つであり、主に足の爪で起きやすいのが特徴です。巻き爪になると爪のアーチが湾曲して皮膚に食い込んでしまうため、痛みや炎症などの症状が表れます。
また、場合によっては化膿してしまい、歩くことが困難になる可能性もあります。
そこで本記事では、巻き爪の矯正の重要性や市販で購入できる器具、主な矯正方法、起こり得るトラブルなどを紹介します。
監修:全身ほぐし研究所サルヴァドローレ中嶌
巻き爪矯正は日常生活のセルフケアも重要
巻き爪矯正には専門家による治療やケアをよく耳にすると思いますが、日常生活におけるセルフケアも重要な役割を果たします。専門治療と自宅でのケアと組み合わせることで、より早い改善が期待できるでしょう。
セルフケアの具体例として、以下のような内容が挙げられます。
- 正しい爪切り方:長さは指先端と同じ位置・形がスクエア型
- 歩き方の改善:かかとから着地して、つま先で蹴り出す適切な靴の選択:足に合ったサイズ・形であり、つま先に捨て寸という余裕があり、ひもなど足に靴をフィットさせられるもの
このように日常生活の中で取り入れやすいポイントは多数存在します。すでに矯正治療をされた方も再発防止のためにセルフケアを心がけることが大切です。
専門治療と自宅ケアのバランス
巻き爪の治療には、主に2つの方法が挙げられます。
- 病院やネイルサロンなどの専門施設での治療や施術
- 自身の手によって自宅ケアを行い改善を図る
基本的に病院やネイルサロンなどの専門施設での治療や施術の場合は
症状によって数回の治療や施術と自宅ケアで改善を図ります。治療や施術は新しく伸びてくる爪も想定して行われるため、これから成長する爪が正しいアーチを保って伸びてくることで、より速い結果につながるためです。少しでも早く巻き爪のお悩みを解消するためには、数か月ごとの治療や施術の間の自宅ケアは大変重要で、専門治療と自宅ケアはどちらも欠かせないものです。また、習慣化しておくことで再発防止につながります。
巻き爪の矯正器具は市販されている?
巻き爪の矯正器具はドラッグストアなどで市販されています。
巻き爪を矯正する器具としては、巻き爪にフックを引っかけて保護テープを貼るものや、爪の裏から持ち上げて矯正するタイプの器具などがあります。矯正器具によって特徴が異なるので、よく調べておきましょう。
市販の矯正器具は簡単に購入できますが、注意すべき点は自己流で活用しないようにすることです。爪はとても繊細で複雑な構造です。また歩行や身体のバランスにも関わる重要な器官のため、根本的な改善や再発防止までを考えて早めに専門施設で治療や施術の相談をすることをおすすめします。
巻き爪の矯正方法
一口に巻き爪の矯正といってもさまざまな方法があり、提供する施設によっても改善方法はそれぞれ異なります。
巻き爪の主な矯正や改善方法としては、以下の4つが挙げられます。
- ワイヤー法
- プレート法
- クリップ法
- アクリル人工爪法
それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。
ワイヤー法
巻き爪矯正法の中で代表的な矯正方法がワイヤー法です。主に病院で導入されている矯正法で、その名の通りワイヤーを利用して矯正を行います。
最も一般的なのがマチワイヤー法と呼ばれる矯正法であり、爪の先端2ヶ所に穴を空けてワイヤーを通し、その弾力性を利用して改善を目指します。
その他にも、爪に穴を空けずに引っかけて持ち上げるVHO法や3TO-VHO法などもあり、ワイヤー法として分類されています。
プレート法
巻き爪改善法として、近年注目を集めているのがプレート法です。病院の他、民間資格を保有するサロンなどでも行われていています。
一例としてご紹介するB/Sスパンゲ法は、特殊なプラスチック製のスプリング板を爪の表面に装着し、スプリングの元に戻ろうとする力が爪全体に分散して湾曲した爪を機能的なアーチに持ち上げ巻き爪の改善を目指します。ワイヤー法とは異なり、爪に穴を空ける必要がなく、装着は爪の上だけなので皮膚に触れることもなく、装着してすぐに痛みが軽減され、目立たないのが特徴です。
プレート法は他にも、グラスファイバーを使用した特殊なB/Sブレイス法や弾性レジン樹脂プレートを利用したペディグラス法などがあります。
クリップ法
クリップ状の器具を爪先に留める方法です。
クリップの両端にあるフックを爪先に引っかけることで、歪んだ爪の湾曲を改善することが可能です。装着が簡単で、爪先への装着のため、痛みに不安を覚える方でも試しやすい方法です。
クリップ法は病院やネイルサロンの他、市販されている矯正器具でセルフケアができるため、人気が高い方法です。
アクリル人工爪法
アクリル人工爪法は病院やネイルサロンで行われる施術であり、アクリル樹脂で作成した人工爪を接着して爪の食い込みを緩和します。人工爪によって指先まで伸びた状態になり、自分の爪も人工爪の機能的なアーチに沿って伸びるのが特徴です。
巻き爪を放置するとどうなる?よくトラブル
巻き爪は誰にでも起こる症状であり、大した問題ではないと考える方は多いかもしれません。また「巻いている場所を切れば痛くないから」、「巻き爪だけど痛みや腫れがないから」と問題のないものと捉えている方もいらっしゃいます。しかし、巻き爪は自然に治ることはほとんどなく、それによってほかの不調に繋がる可能性があります。本項目では、巻き爪を放置した際に起こり得るトラブルを解説します。
- タコやウオノメができる
- 爪囲炎や陥入爪が発症する
- 身体の痛み・疲れ・不調にまで影響がでる
巻き爪は放置せず早めのケアを心がけましょう。
タコやウオノメができる
巻き爪を放っておくと、タコやウオノメのようなトラブルにつながってしまう可能性があります。
巻き爪になると指に圧がかかると巻いた部分が刺さり痛みがでるため無意識に巻き爪の指を庇うような歩き方になってしまいがちです。使わない指に代わって、指の付け根や外側で蹴り出す歩き方になり、その部分には過剰に圧がかかり、防御反応で皮膚が厚くなりタコができます。加えて正しい足運びができず捻じるような足運びの圧が加わるとウオノメになり、皮膚内側にトルネード状に厚くなって神経に触れ、痛みを引き起こします。
身体の痛み・疲れ・不調に影響がでる
身体の不調に影響がでる可能性もあります。タコやウオノメと同様に、痛みを庇うような歩行を続けていると、足の上に積み木のように積み重なる全身の骨格は重心のバランスを取るために歪み、身体の各箇所が必要以上に動かされたり、過度に筋肉を緊張することで全身を支えます。それにより関節や筋肉に余計な負担をかけてしまい、足裏や関節の痛み・腰痛・肩首こり・頭痛などの身体の不調へと発展する場合もあります。巻き爪は足爪だけの問題ではないため、早めにケアをすることをおすすめいたします。
爪囲炎や陥入爪が発症する
巻き爪の放置によって誘発される爪囲炎や陥入爪のリスクにも注意しなくてはなりません。
爪囲炎は巻き爪によって爪の周囲の皮膚が炎症してしまう病気で、陥入爪は爪のアーチが機能的なものの爪が皮膚に食い込んでしまう病気です。
いづれも炎症や化膿している場合はそちらの治療・回復が優先となり、巻き爪のお悩み解消はその後に施すこととなるので、症状が見られる場合には先に治療を受けるようにしましょう。
巻き爪のお悩み解消はサルヴァドローレへ
巻き爪のお悩み解消は、サルヴァドローレにお任せください。
サルヴァドローレは「痛みからの卒業」をコンセプトに、B/Sスパンゲ法を使用した巻き爪補正や爪周りのクリーニング、角質ケアなど、痛みのないケア方法を提供しています。
また、巻き爪の早い改善と再発防止のご提案のひとつに、原因になる骨格構造を見直して補正するオーダーメイドインソール【オーソティクス】も取り扱っています。足圧四次元計測機器「4DFシステム」を用いて一人ひとりの足にフィットした設計に組み込み、職人が丁寧に作成しています。
巻き爪補正やオーソティクスについて事前に相談したい方は、「お問い合わせフォーム」からお気軽にお問い合わせください。
店名 | 全身ほぐし研究所 サルヴァドローレ(SALVADOLORE) |
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住所 | 〒321-0152
栃木県宇都宮市西川田3丁目8−17 カーサ・ベネフィック 1001号室 東武宇都宮線 西川田駅 東口から徒歩2分 |
電話番号 | 080−2309−2773 |
営業時間・定休日 | 10:00~20:00 毎週火曜定休日 |
駐車場 | 建物の左側10番
縦列駐車で2台まで駐車可能 |
支払い方法 | 現金、各種クレジットカード、電子マネー |
インスタグラム | https://www.instagram.com/salvadolore/ |
巻き爪は「足の骨格構造が崩れている」サイン
巻き爪を発症している足の特徴として、指が正常に床に着かなくなっていることが挙げられます。巻き爪は突然起こるのではなく、合わない靴や骨格構造が崩れたことで、足の爪が上下から正しい方向の圧を受けない状態が続いたことが要因のひとつです。
合わない靴や正しい履き方をしないで歩いていることで、骨格構造が崩れる足の環境ができ巻き爪を発症したと考えられます。
巻き爪を根本的に解消するためにも、足の骨格構造を補正するオーダーメイドインソール【オーソティクス】がおすすめです。
足の骨格構造を補正するインソール【オーソティクス】を取り扱っています
サルヴァドローレでは、崩れてしまった骨格構造を補正するインソール【オーソティクス】を取り扱っています。オーソティクスは通常のインソールとは違い、アメリカの医療機関では足の骨格矯正具・お薬として処方されているものです。
サルヴァドローレでは最新の計測機器を駆使し、お客様ひとりひとりの理想の足の骨格構造を設計に組み込んだオーダーメイド方式でこのオーソティクスを提供しています。
巻き爪の原因にはさまざまな要因がありますが、当店では足の骨格構造を補正することにより、巻き爪のお悩みを解消できると考えています。さらに土台である【足】が整うことで足本来の機能を取り戻し、その上に積み重なる全身の骨格まで良い影響をもたらします。さまざまな痛みからの卒業をお手伝いいたしますので、まずはご相談ください。
まとめ
今回は巻き爪のセルフケアや矯正方法についてご紹介しました。
- 巻き爪の矯正方法はワイヤー法、プレート法、クリップ法、アクリル人工爪法がある
- 巻き爪を放置するとさまざまな悩みに影響するおそれもある
- 巻き爪の早い改善と再発防止には足の骨格構造から見直すことをおすすめ
巻き爪の矯正法はさまざまですが、近年では特殊なプレートを利用した負担の少ない方法が注目を浴びています。また、インソールによる骨格構造の補正で根本的な所から改善を目指すということも視野に入れてみてはいかがでしょうか。
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